富士河口湖町文化協会
Fujikawaguchiko Cultural Association
第21回 令和6年度
富士河口湖町文化祭
『文化を共に、未来へつなぐまち』
ご挨拶
芸術の秋を迎え、皆様におかれましては益々ご健勝 のこととお慶び申し上げます。
本年度のテーマは『文化を共に、未来へつなぐまち』 です。 様々な活動を通じて育まれる文化が心を育て、豊か な未来へとつなげていく。そんな町であり続けること を願っています。
この文化祭を通じて、多くの世代の方に文化活動に 触れていただき、楽しく心豊かなひと時をお過ごしい ただきたいと思います。
ぜひ、ご家族一緒に、お友達と一緒に、お誘いあわ せてご参加ください。
令和6年10月吉日
第21回富士河口湖町文化祭実行委員長
渡邊 久美子
一般公開:入場無料
日時・場所
開催内容
令和6年度 文化祭記念講演
11日3日(日)10:40〜11:40
『富士河口湖町の地名が語るもの』
杉本悠樹 氏
講師からひとこと
富士河口湖町は、平成15年(2003)11月に河口湖町・勝山村・足和田村が合併して発足し、平成18年(2006)3月に上九一色村の精進・本栖・富士ヶ嶺地区が合併して現在の町の姿になりました。富士五湖のうち、山中湖を除く河口湖・西湖・精進湖・本栖湖の4つの湖を有する富士河口湖町は広大な面積をもち、それぞれの地域で特色のある歴史が積み重ねられてきました。地域の特色は地名に反映されていることが多く、地名も「文化財」であると言えます。富士河口湖町には船津・浅川・小立・河口・大石・勝山・大嵐・長浜・西湖・精進・本栖・富士ヶ嶺の12の大字(おおあざ)があります。これらの大字にはさらに、細かい地域を示す小字(こあざ)が付きます。それぞれの地名には土地の利用の履歴や、自然的な特性など様々な意味が込められています。富士河口湖町内の地名を見つめて、ふるさとの豊かな歴史や自然の魅力を感じていただければ幸いです。
杉本悠樹氏
昭和54年(1979)富士吉田市に生まれる平成元年(1989)河口湖町(現・富士河口湖町)船津に転居県立富士河口湖高等学校を経て、平成10年(1998)日本大学文理学部史学科入学平成14年(2002)以降、山梨県内の自治体において文化財保護業務、博物館学芸員などの職務に従事後、平成19年(2007)より現職の富士河口湖町教育委員会生涯学習課に勤務富士山の世界文化遺産登録に関わる調査、古代東海道甲斐路の道路遺構が発見された鯉ノ水遺跡の発掘調査等、町史編纂事業等の各種文化財保護の業務に従事古代の考古学研究を専門分野とし、主な著書として「富士山の溶岩流・火山灰災害と復興」「古代の災害復興と考古学」2013年高志書院(論文・共著)、「東海道甲斐路の御坂と追坂」「古代の坂と堺」2017年高志書院(論文・共著)、「第2部富士山噴火による罹災遺跡第3章古代1山梨県」「富士山噴火の考古学」2020年吉川弘文館(論文・共著)などを執筆。
展示部門
美術、書道、写真など多彩な展示があります。
芸能部門
舞踊、詩吟、太極拳など、楽しいパフォーマンスが盛りだくさん!
第21回 文化祭会場案内図
【書道部】
1階ギャラリーラウンジ壁面 2階ホワイエ
【美術部】
1階ロビー壁面 2階廊下壁面
【児童・生徒作品】
1階児童館
【文芸部】
2階和室
【手芸部】
2階研修室2
【工芸部】
2階研修室2
【写真部】
2階廊下壁面
【ジュニアフォトギャラリー】
2階廊下壁面
【茶道部】
2階和室・茶室
【硬筆・保育所・幼稚園・支援学校作品】
1階創作室
※展示場所が変更になる場合があります。予めご了承ください。
文化の日(11/3)の主な日程
場所:勝山ふれあいセンター(さくやホール)
お問い合わせ
富士河口湖町文化祭実行委員会
(河口湖ステラシアター内)
TEL 0555-72-5588
主催:第21回 富士河口湖町文化祭実行委員会
後援:富士河口湖町/富士河口湖町教育委員会
協力:富士河口湖町内小中学校/保育所 他